2017年12月31日

家族葬が選ばれる理由及びメリットとデメリット

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家族葬と言いますのは、近親者だけで行われる葬儀を意味し、密葬と言われていることもあります。しかしながら正しくは、密葬にあたってほとんどのケースで親族のみでお別れをして火葬というスタイルが多いです。そういうことから直葬ともいわれています。

それから、後日、本葬式を実施しますので、本葬式を行わない家族葬とは区分されています。家族葬は、様式、あるいは宗派などはとりわけルールがありませんので、オーソドックスな葬儀の様に、各宗教、宗派の聖職者も参入しての葬儀というものになります。

家族葬が採用される理由は、参列者に対しての応対や気づかいが少なくて済むいことや予算の都合、加えて、故人の遺言など多種多様です。メリットは、費用的なことがとても大きく、非常に広い斎場が要求されず、少ない人数であるために、予算が立てやすいです。それに、別途料金も生じにくいこと、さらに、お食事、あるいは返礼品などのおもてなしに関するコストが軽減できます。それから、参列者に対しての気配りが少なく済みますから、精神と身体の負担が軽くなり、お別れに対して時間を掛けることができます。それに対して、デメリットは、世間体、あるいはしきたりに重きを置く親族から反対されてしまう可能性があり、きちんと理解を得ることが求められる場合があります。さらに、葬儀の後に、故人の死を他の多くの人たちに報告することから、こうした形式で行うことが遺志であるとしても、どうして告知してくれなかったと言われるケースもあります。なので、その際は後になって対応が求められることもあります。